こんにちは。たかです。
『老後2000万円』問題って、最近、話題にならなくなりましたね。
なんだか、忘れ去られようとしている感じです。
今日、こんな記事を目にしました。
『金融資産が多いほど老後準備も万端という現実』です。
タイトルを見る限り、当たり前のような気もします。
経済的面から見れば、『金融資産が多い=老後の準備は万端』ですからね。
さて、どんな内容だったか?
ご紹介したいと思います。
老後破産を心配していますか?
みなさんは、老後破産を心配していますか?
若い方は、ピンとこないですよね。
この記事の中に、明治安田総合研究所が行った『財産管理に関する実態調査結果』が書かれています。
その中に、こんな質問があります。
『自分の世帯が、老後破産することを、どの程度心配しているか?』です。
ここで言う老後破産とは、『存命中に生活資金を使い果たしてしまうこと』のようです。
さて、どのくらいの人が心配していると思いますか?
『心配している』と回答した割合は、男性は60代前半46.8%、女性は50代後半49.2%で最も高かったそうです。
多くの方は、定年してから、心配し始めたってことですかね。
生涯の資金計画はあるか?
では、ライフプランは立てているんでしょうか?
この調査結果では、定年前の50代後半では男女共に6割、定年後の60~79歳では7~8割が立てていると回答したようです。
ここからは、僕の想像なんですが、書いてみたいと思います。
50代後半の方で4割の方は、ライフプランを立てていません。
おそらく、何も気にしないまま、定年を迎えたんだと思います。
そこから、収入も無くなり、不安を感じはじめ、ライフプランを立て始めたんじゃないかと思うんです。
その結果、『あれ?結構、経済的に厳しくないか?』って感じたんじゃないでしょうかね。
なので、老後破産を一番心配している年代が、男性は60代前半、女性は50代後半といった結果になったんじゃないでしょうか?
ライフプランが無ければ心配しない
定年後の60~79歳でも、2~3割の方は、ライフプランを立てていません。
このように、ライフプランを立てなければ、心配にはなりません。
ライフプランを立てて初めて、『あれ?もしかしたら、お金足りないかも・・・』って、心配になるわけです。
『80歳まではお金があるけど、それ以上、長生きするとヤバいぞ』みたいになるわけです。
ところが、ライフプランを立てなければ、将来のことなど気にせず、そのままの生活を続けていくことでしょう。
そして、ある時、『あれれ、お金の減りが速いぞ!大丈夫か?』ってなるんじゃないですかね。
気がついた時には、手遅れかもしれませんが・・・
実は両親の話しです
僕の両親は、ライフプランなんか、立てていませんでした。
ですから、老後の事も考えず、無謀な時期に、家を建てたりするわけです。
両親は、80歳まで働けば、ローンは返せると思っていたようです。
そんなの、非現実的ですよね・・・
たまたま、僕が転勤して支払いが出来ましたが、もし、そうでなければ、売り払っていた事でしょう。
やはり、早めにライフプランを作っておくことは、大事ではないかと思っています。
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最後に
僕は、老後破産は心配していません。
僕の場合、70歳で生活資金が枯渇しますので、老後破産は心配ではなく、確実に起こるんです。
ですが、正確に言えば、破産はしていません。
借金はありませんしね。
ただ、生活するお金が、年金しかないだけです。
であれば、年金だけで、生活したらどうだろうか?
そう思っています。
なので、今のうちから、生活レベルを出来る限り下げるようにしています。
そして、自分でお金が稼げないか?
雇われだとクビにされますが、自営であれば、何歳まででも稼げますからね。
70歳まで、あと20年あります。
その間に、なんとか稼げるようになりたいものです。